プライマーの施工
1 ) 施工面を完全に脱脂する。
2 ) 1回目の塗装 / プライマーを薄く拭く。
3 ) 強制乾燥 : 80℃~100℃ (部材温度) / 10分程度。
4 ) 2回目の塗装 (仕上げ) : 光沢感の有る施工面を目指して下さい。
5 ) 強制乾燥 : 80℃?100℃ (部材温度) / 30分~1時間程。
6 ) 熱を加えギラギラとした施工面とする事が重要です。
[ 希釈比 ] 主剤 : 硬化剤 = 6 : 1 / シンナー = 主剤の40~60%(詳細を見る)
シルバーの施工方法
1 ) スプレーガンの吐出量を 0→1/4回転戻し に調整。
2 ) エアー圧は高目の設定に適時調整。
3 ) パターンも施工面に対して適時調整。
4 ) “塗料が施工面に飛んだ瞬間に銀色に変わる” のがベストな施工方法です。
5 ) シルバーは薄膜にて完結を致します。
6 ) シルバーの塗り重ねは、塗りムラの原因となります。
7 ) 強制乾燥 : 80℃~100℃ (部材温度) / 20分~30分程。
※ 初めてBL Silver Coat RTを施工される方は、まずは吐出量を上記の設定にてお試し下さい。
[ 希釈比 ] シルバー主剤 : シンナー = 1 : 1~3(詳細を見る)
トップクリアーの施工方法
1 ) 1回目の塗装 / トップクリアーを薄く拭く。
2 ) 強制乾燥 : 80℃~100℃ (部材温度) / 10分程度。
3 ) 2回目の塗装 / 再度トップクリアーを薄く拭く。
4 ) 強制乾燥 : 80℃~100℃ (部材温度) / 10分程度。
5 ) 3回目の塗装 (仕上げ) : 透明感の有る施工面を目指して下さい。
6 ) 強制乾燥 : 80℃~100℃ (部材温度) / 30分?1時間程。
[ 希釈比 ] 主剤 : 硬化剤 = 8 : 1 / シンナー = 主剤の40~60%(詳細を見る)
重要ポイント : [ 1 ] [ 2 ] [ 3 ]
その1 : シンナーの完全な除去
各工程において、それぞれの溶剤に含まれるシンナーの成分を完全に除去する事が重要となります。 強制乾燥 / 常温乾燥に関わらず、
完全にシンナーの成分を揮発 / 除去して下さい。シンナーの成分が残っていますと、銀の発色に 影響(青味を帯びた発色となるケースがあります)
を及ぼす場合があります。
その2 : 強制乾燥時の温度設定
強制乾燥に必要とされる温度 : 80℃とは、乾燥炉内の温度設定では無く、あくまでも施工対象となる 部材全体の温度を意味します。
また、強制乾燥の際は、常温放置により部材にかけられた熱を完全に除去した後、次の作業工程にお進み下さい。
その3 : 完璧な下地造り
BLシルバーコートは非常に薄膜にて完結を致しますので、施工面に対する下地造りは非常に重要です。
施工面を完璧な鏡面状態とされてからの 塗装をお薦め致します。